新築

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なぜ子育て応援住宅?

私が何故子育て応援住宅としたのか、ここから話さなければなりません。
私は、平成8年に今の会社を設立しました。それまで地元の建設会社に勤務して、おもに個人住宅と、全体営業をしていました。

当時はバブル全盛期で、個人住宅の建築もたくさんありました。あの時代は表現は悪いのですが、住まいつくり何でもありの時代で、環境のこととか、住まわれる家族のライフスタイルのこととか、全く考えずに、ただデザイン
とか機能にだけこだわって、建てていました。

そんなとき、あるお客様から家つくりを、依頼されました。
いつもの通り、それほど難しくも考えず、打ち合わせに出向いたのです。

ところが、そのお宅には障害のあるお子様がいらっしゃったのです。外出もままならないそのお子様は、免疫力もなく、すぐに体調をこわされるほどのか弱いお子様だったのです。

最初は普通に、ごく当たり前に、平面計画をし、仕様を決めて提案したのですが打ち合わせていく中で「これじゃいけない、今までの住まいつくりじゃいけない」と思い、改めて色々と勉強をはじめたのです。

体力的に弱いお子様の為に、まず室内環境から考えました。体に負担のかからない
自然素材の材料を探し、当然バリアフリーとして、またご両親がどこからでも見守ることのできる間取り、福祉器具の調達等々。

いままでの住まいつくりとは全く違う、お子様を中心に考えた、住まいつくりになったのです。そのころは、障害者に対する知識もほとんどなく、悪戦苦闘したことを、いまでもはっきりと覚えています。

ところが、務めていた会社から、厳しい非難を受けました。
「うちはボランティアで仕事をしているんじゃない。ちゃんと利益を確保出来ないような仕事はするな。赤字の分は自分で何とかしろ」と・・・

その時決意しました。「これから先の住まいつくりは、家族誰もが、安心して、安全に暮らせる、そんな住まいでなければいけない。デザインや、機能だけにこだわった親の都合で作った家に、子供が合わせるのではなく、子供を中心に考えた住まいつくりをしていかなければ」

夢つくりを応援したい

平成8年正月の事でした。そして独立。
子どもと家族の幸せの容れもの、夢の住まいつくりのお手伝いをするために

幸せなことに「徳ちゃんが独立したんだったら、あなたに頼む」
その年、6棟の子育て応援住宅を建てさせていただきました。当然のことですが今でも、その皆さん方とはお付き合いが続いていることは言うまでもありません。

私は今、住宅産業研修財団、九州QBCと鹿児島県福祉住宅ネットワーク協同組合に所属、加盟しています。

九州QBCに加盟した理由は、この団体はフランチャイズみたいな組織ではなく地域に合った、気候風土にあった住まいつくりを、ともに考えてく事が重要であるということを基本にしている、そこに共感したのです。

QBC7つの理念(hic.jpで検索してみてください)

鹿児島県福祉住宅ネットワーク協同組合は、平成12年介護保険制度が導入された年に立ち上げた組合です。詳細は、介護リフォームのページをご覧ください。

名前は忘れましたが、ある大学の先生が「生徒の情緒不安定性についての校舎環境(木造、鉄筋コンクリート造)の違いによる比較」というレポートを書かれています。

コンクリート造の校舎で学習する子供の方が、木造校舎で学習する子供より荒れている傾向があるなどをまとめられたデーターです。しかし、現実に周りを見廻してみてください。そのデーターが生かされていますか?

今世間では、子供たちの荒れた実態が連日のように報道されていますが、建て替えられた学校に木造はほとんど見られないのが現実です。そのことでもわかるように、学校といえども、公共の建物は、子供ではなく、何か別の基準が優先されているのが現実です。

このことは、マイホーム作りにも言えることではないかと考えるのです。
親の都合で作られるマイホームが、必ずしも子供にとって良い環境ではないということ。

子供と親の時間の流れは違う

子供の成長の時間と、大人の時間には大きな差があります。ついこの間まで、ハイハイしていた赤ちゃんが歩き出す。そんな光景を見ると、子供の成長、変化のスピードがものすごく速いと感じます。

そんな中で、私たちが手がける住環境が与える影響も甚大なものがあるということです。

ですから私たちは、住まいつくりを考える上で「安心」「安全」をキーワードにしているのです。

お母さんの3つの苦しみ

家庭に入り子供が出来る、炊事、洗濯、掃除に明け暮れる毎日。
お母さんの最大の苦しみではないですか? 三重苦で主婦業はずっとイライラ、ストレスは溜まる一方。

だけど、これは住まいの環境を変えれば、本当はそれほど苦痛のものではなくなると思うんです。良い住まいの環境の条件さえ整えてあげれば、お母さんの仕事は本当はすごい喜びであり、楽しいことなんだと気づかれるはずなんです

では、住みよい環境とはどんなことを言うのでしょう。安らかに安眠できる、朝起きて目いっぱい背伸びが出来る、明るいダイニングで家族が揃って食事ができる、子供が自由に走り回る、自然素材でさわやか・・・・・・・

こんな住まいだと、お父さんは疲れも吹っ飛び、お母さんもイライラの元を絶てる。
明るい会話のあるお父さん、お母さんを見て子供たちはすくすく元気に育つ。

家族が、明るく、楽しく、健康に暮らしていける。この事こそ、私たちが目指す「安心」「安全」な住まいつくりの基本なのです。

錯覚

住まいに求められている要素は、デザイン、機能、設備、素材、構造、性能、の6つです。中でも特に一般の方にウケるのは、デザイン、設備。ですから、広告のうまい大手のメーカーに流れていくのだと思います。

結果、建てた後に、金銭トラブルとか「こんなはずじゃなかった」とか、色々な問題が出てきているのです。「安心」「安全」な住まいつくりを考えるとき、順番を間違えると、出来上がった住まいは全く質の違った建物になるということです。

デザイン、ブランド、設備から入ったら余ほど余裕のあるかたでない限り、無理が来ます。予算に合わせて間取りを決める。すまいの品質を守るための最低条件だと思います。

子育て世代のあなたに、背伸びをせずに、明るい素敵な毎日を過ごして欲しい。そんな提案をすることが、私たちの使命であると考えています。

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